三崎のマグロ・走水産の海苔【神奈川県漁連】

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三浦半島地域の漁業 
三浦半島地域には、「水産業の振興上特に重要」と指定された三崎漁港のほか、9つの市営漁港があり、県下で、最も盛んにさまざまな漁業が営まれています。

遠洋漁業

三崎港は、沖合・沿岸漁業のみならず、遠洋漁業の基地となっています。太平洋、大西洋、インド洋などの主要な漁場で、まぐろなどを獲る遠洋漁業は本県漁業生産量の約6割を占めています。

現在、まぐろ漁業は漁獲割当量や入漁隻数など沿岸国の規制や、輸入まぐろ類の増大などで厳しい状況下にありますが、三崎港を開港(外国漁船を受け入れ)して水揚量を増やそうとしたり、「まぐろで町おこしを」という動きもあり、まぐろ漁業は、地域経済の鍵を握る産業といえます。


沖合漁業

沖合漁業の主体は、さばたもすくい網漁業、底魚釣り漁業です。

沖合漁業には、伊豆諸島周辺地域で、さばやきんめだいの漁を行っている漁船があります。これらは、
数日から1ヶ月程度の航海を行う漁業ですが、近年、資源の状況が思わしくなく厳しい状況にあります。

沿岸漁業

三浦半島の沿岸漁業は、相模湾と東京湾の漁業を総まとめしたように多彩であり、魚体の痛みが少なく高価格で取り引きされる1本釣りの漁業が多いのが特色です。

また、さざえ、あわびといった磯に生息する水産資源の増大を目的とした栽培漁業や漁獲の少ない冬場には、のり・わかめ・こんぶといった海藻類の養殖も盛んに行われています。

さらに、漁業者は、朝市や直販、活魚出荷などの流通にも取り組み、付加価値を高めています。







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